強さと美しさで住宅を守る
板金工事
見越 順一
他業種の職人さんからもしたわれる技術の高さと人柄。EH会を引っ張ってくれるベテランのひとりです。板金技術は折り紙付きで、新しい技術も積極的に取り入れて、難しいデザインの加工などでも応えていただいています。
仕事内容について教えてください
金属の屋根や庇の板金工事と雨樋工事をさせていただいています。
屋根はガルバリウム鋼板などの金属屋根の住宅の場合に私たちが施工をさせていただきます。
アースティックの現場では意匠性が高い住宅が多いので、既製品の材料ではなく一枚の平板の鋼板からロール加工機と呼ばれる機械で屋根材に成形する場合もあります。
クレーンで吊ることが難しい長い一枚モノの屋根材などでは、屋根に加工機を持ち込んで屋根の上で材料を加工して施工するケースもあります。
庇や雨樋工事は一般的なものから、外からは一見すると雨樋とわからないようなデザイン性のある雨樋の施工も手掛けさせていただいています。
仕事のこだわりや、やりがいを教えてください
住宅の現場では、いろいろな業者が出入りします。そこで大切にしていることは、あいさつです。現場に入ったらまず、あいさつ、施主様とお会いしたら元気にあいさつ。ごく当然のことですが、そうすることで、現場にコミュニケーションが生まれ仕事も円滑に進みます。第一に気持ちがいいものです。
アースティックの住宅とは、もう長いおつきあいになります。アースティックは数十年前からデザイン住宅の先駆け的な存在でした。その当時から現在に至るまでデザイナーから提示されたデザインに技術で応えることが、思い返すとやりがいとなっているのかなと思います。
例えば、庇の破風の形状ひとつとっても、一般的な住宅では、平板を施工するところ、そこにデザインを取り入れてモダンな庇に仕上げたり、先ほども書いた通り一見すると雨樋とわからないようなデザインで施工したりなどです。
これからも、デザインに応えられるよう板金技術を研鑽していきたいと思います。