木造住宅の「かなめ」
大工
古島 直明
気さくで誰とでも打ち解けられる性格。「EH会」をけん引する中心的な存在の大工さんです。常に施主様のことを第一に考える信念と豊富な経験に裏付けられた技術は折り紙付きです。
たまに、施主様と話し込みすぎて仕事がとまることも…。
仕事内容について教えてください
大工の仕事の流れは、まず、棟上げで堅牢な骨組みをつくり、次に屋根、外壁の下地をつくります。外装部分が仕上がったら、床や壁、天井の下地をつくっていきます。
木造住宅でいえば、コンクリート基礎や屋根・外壁・内装の仕上げ以外のすべてに携わるポジションです。
住宅づくりに携わる職人として、技術を磨くことは、言うまでもないことですが、僕が大切にしていることは、第一印象です。はじめてお客様とお会いするときは、まず、ハツラツとあいさつを。他の業者さんと一緒に作業するときも、あいさつを大切にしています。
家づくりに携わる人すべてが気持ちよく働ける環境をつくることを心がけています。
結果として、いい家が建ち、お客様にも喜んでいただけると思っています。
仕事のこだわりや、やりがいを教えてください
やりがいは、何と言っても、お客様からいただく「ありがとう」のひとこと。この言葉につきます。特にアースティックの現場では、実際に組みあがった骨組みの状態をお客様に見ていただき、臨機応変にコンセントや照明の位置を決めることも多くあります。
予め決めた図面どおりにしか施工しない住宅会社と比べて、この柔軟な対応は、アースティックならではかなと思います。その分、お客様とコミュニケーションも自然と生まれて満足いただけるのではないかと思います。
こだわりというと、大袈裟ですが、当たり前に心がけていることは、現場や前道路を綺麗にすることです。建築中、ご近所さんに気持ちよく、普通に過ごしていただくことも仕事のひとつと考えています。