木造注文住宅で構造計算を可能にする部材とは?

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アースティックの注文住宅の構造躯体は、耐震SE構法を標準に採用しています。
構造計算については、 ↓ ↓ ↓ の記事「北九州の注文住宅で耐震構法は必要か?」も参考にしてください。

耐震SE構法の注文住宅は、木造であっても、ビルや大規模建築物と同じ手法で構造を解析できるという他の木造住宅にはない特徴をもっています。

この記事では、木造注文住宅でも構造計算ができる建材について、少し掘り下げてご紹介します。

自然のままの木材は、曲がります!

↑上の図は、極端に描いていますが、自然の無垢材は、反りや割れなどが起こり材料が変形する場合があります。
これは、乾燥が十分でない状態で角材に製材して、製材した後に乾燥した場合などに、起こる場合があります。
ホームセンターで安価な木材を買うと、たまにこういう材料に当たることがあります。
DIYがお好きな方は、そういう経験があるのではないでしょうか?(私、自身はあります)
無垢材で建てる注文住宅の場合、極端に変形するような材料を使用することは、あまり考えられませんが、長年にわたる経年変化により無垢材は、反りや・割れがでてしまうのは事実です。

自然のままの木材は、個体差があります

自然のままの木材は、当然、一本一本ごとに繊維の密度や年輪の偏りが異なります。
森を育ててくださっている林業の方の努力により、均質な木材を生産していただいていますが、強度の面において、無垢材は完全に均質化できない点が挙げられます。

このように無垢材では、経年変化による変形や、個体差による強度の均質性が保てないという側面があります。

だったら、木造じゃ構造計算できないの?

強度にばらつきがある無垢の材料では、いくらパソコン上で、構造の強度を計算しても、その根拠は、乏しいものになってしまいます。
パソコン上で、解析シミュレーションをして、耐震性などが確保されていたとしても、実際に建築する木材の強度が解析シミュレーションのものと異なってしまっていては、なんの意味もありません。

そこで誕生!SE構法の構造用集成材

そこで、誕生したのが無垢材の欠点ともいえる性質を補いつつ木の温かさを持つ材料「構造用集成材」です。
SE構法の注文住宅では、構造躯体に使用する木材には、全て「構造用集成材」が使われています。
構造用集成材は、無垢材と比較して強度が高く、品質が安定しています。
構造用集成材は、エンジニアリングウッドとも呼ばれ、十分に乾燥され強度ごとに分類した「ラミナ」と呼ばれる木材を、科学的に計算しながら張り合わせることで、強度と均一性を出します。

柱や梁に使われる構造用集成材は、1本1本の強度が検査されています。
水分量は含水率15%以下、特殊な機械による強度試験をクリアしたものを使用しています。

品質の見える建材だから、安心して構造計算できる!

先ほども書きましたが、材料の品質がバラバラでは、構造計算しても意味がありません。
構造計算をするには、材料の強度がはっきりしていることが重要になります。
耐震SE構法の注文住宅は、品質の見える安心の建材を使用して、ビルや大規模建築物と同じ手法で構造を解析して一棟一棟、建築しています。

SE構法には、まだまだ、安心の理由が沢山ありますので、それぞれの特徴を掘り下げながら紹介していきたいと思います。